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スキャンツール補助金を再公募 整備業の2割が「導入予定なし」

最近の自動車は、故障の検知や整備をする為に故障診断器(スキャンツール)の装備が必須条件とも言われています。現実に、カーディーラーの整備工場のスキャンツール導入率は100%であり、専業整備業でも7割(東京都内)に達しています。

しかし、残り3割強の整備業が未導入の為、国土交通省が2013年度からスキャンツールの導入を促す為に購入経費の1/3を補助する制度を開始しています。今年も7月に予算(約2億円)措置を講じて公募したものの、応募が半分にとどまっている。そこで、10月上旬にも再公募をすると発表しています。

いまだ未導入の整備業や、すでに耐用年数越えのスキャンツールを使用中の整備業にも補助金申請の資格があり応募を薦めている。スキャンツールは、次世代自動車の故障原因究明、故障履歴の削除、初期設定などに必要となるだけではなく、近い将来は車検時にスキャンツールの使用条件が設定される方向となっている。2割の整備工場が思っている「不要」判断が、間違いとなる日が近いことをご存知だろうか。。。

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