株式会社ジョイカルジャパン
去る11 月5 日、ザ・リッツカールトン東京にて㈱ジョイカルジャパン(中村靖弘代表取締役)がジョイカルアライアンスミーティング(以下、JAM)を開催した。
今回で10 回目を数えるJAM は全国のアライアンスチェーンを組んだ加盟店が参加する、いわばジョイカルジャパンの全国大会である。半日を通して業界の方向性や好事例紹介、外部講師による講演、表彰などを行う。全国378 店舗(11 月1 日現在)からなるジョイカル加盟店より約200 人以上が参加した。会場がリッツカールトン東京ということもあって上質なおもてなしを受け、ワンランク上のサービスを体感できた。サービスの質は高く、この良質なサービスを体感することもミーティングの一部としての演出であった。
「本物のサービス業」を知ることで更なるレベルアップを図る。参加加盟店からもその良質なサービスに絶賛の声が上がった。
≫ 好事例紹介
ジョイカルジャパンでは車検や車販に秀でた店舗を多く世に創造している。
良い取り組みは加盟店全体で共有化している。アライアンスチェーンの強みといえる。
自社防衛率80%に挑戦 ジョイカル秋田中央店(協業組合三交モータス商会)
加盟以前は販売台数0 台であった同社は、ジョイカル加盟後爆発的に販売力をつけた。ジョイカルのブランド力や商品力を使いきっている証拠である。
現在は販売台数年間100 台を超える勢いである。そんな同社の取り組みは、車検入庫時の問診票取得に3 月から乗り出したことだ。これにより防衛率が65%にまで引き上げられた。車検入庫に対しての取得率は100%となり好調である。さらに現在は本部コールサービスを活用している。自社でカバーしきれないところもきちんとフォロー出来るのはジョイカルならではといえる。
問診票の内容に合わせた提案内容を体系化することにより、車検を獲得する。そして車販へと繋げていくことが可能なのである。このようなノウハウがジョイカル加盟店の武器になり、経営を支えているといっても過言ではない。
基調講演
佐々木則夫(なでしこジャパン監督)
2011 年度のワールドカップにおいて優勝を勝ち得た、その極意や取り組みといった指導者としての心構えなどを説いた。著名な監督を講師として招き入れた講演は参加者からの評価はとても高く、心に響く内容となった。
≫ ジョイカル優秀店表彰式
新車販売台数をはじめ、大きな成長を見せているジョイカル加盟店の表彰式がJAM では行われる。進捗率、新車販売台数、中古車販売台数、ルーキー、総合部門といった分野で各加盟店が競い切磋琢磨する中で、多くの加盟店が表彰された。その背景にはやはりジョイカルジャパンの仕組みを使いきっている点が共通していた。表彰式では中村代表が表彰状ならびに記念品の贈呈を行い、一体感を見せた。
ジョイカル優秀店
■ 進捗率
一位:金沢八日市店(石川県)
二位:十和田店(青森県)
三位:標茶店(北海道)
■ ルーキー賞
一位:米子中央店(鳥取県)
二位:胎内店(新潟県)
三位:奄美大島店(鹿児島県)
■ 中古車部門
一位:標茶店(北海道)
二位:よなばる店(沖縄県)
三位:南流山店(千葉県)
■ 新車部門
一位:よなばる店(沖縄県)
二位:豊見城店(沖縄県)
三位:標茶店(北海道)
■ 総合部門
一位:よなばる店(沖縄県)
二位:標茶店(北海道)
三位:豊見城店(沖縄県)
≫ 中村代表挨拶
トヨタ自動車が2050 年に内燃機関(ガソリンエンジン)の発売を止めることを発表しました。直近では2020年、東京オリンピックでは自動運転車を具体的に走らせる計画を立てています。このように我々自動車業界、さらに自動車の構造も大きく変化してきます。
川上が変化すれば、川下である我々も変化していかなくてはいけません。
ジョイカルジャパンは「整備工場の未来の現場を創る」という想いでスタートしました。これから本部では5 年先、10 年先を見越した動きを行っていかなければなりません。現在の販売強化のサービスにとどまらず、車検リピート促進のために新たなサービス「車検サプリ」の提供やスキャンツールのクラウド化、人材不足に対応するために海外人材の発掘など未来に向けた施策を常に行ってまいります。2020 年には1,000 店舗までジョイカル加盟店を増やし世界中に日本の自動車技術などを発信していくことを考えています。
そのために、協力し合って皆で成長していきましょう。