以前に紹介した藤中オートサービス㈲(須藤洋史 社長)は神奈川県川崎市の認証工場だ。法人客をメインターゲットとしていた同社が個人客に対して打って出るための武器として選んだのはビークルネクストのフリースカーである。
■ リースの魅力
「リースに対するイメージは、ほとんどの同業者が悪く持っているかも知れません。しかし、後の時代に何が残せるか考えて、フリースカーを導入しました。お客さまに予防整備の行き届いた車を提供し、安心感を与えることが出来ます。そして、期間中のメンテナンスが100%自社確保できるので、収益予測が立て易いのです。さらに、月額の費用に全ての料金が含まれているので、入庫の度に自然と顧客満足度が上がっていきます。だからこそ、今の時代はフリースカーで基盤顧客の創造が必須だと考えました」と須藤洋史社長。
■ 自社で売るのが一番
顧客資産を継承できる強み
「他社がメンテナンスパックなどで囲い込みをしている中では、新車を販売しなければお客さまと繋がりを持つことは難しいです。フリースカーは次の時代に資産を残すことが出来ます。自社メンテナンスの良質なワンオーナー車がリース満了後に手に入ります。この資産を活かす形を取れるのはフリースカーの特徴だといえます。現在の事業モデルだけで、事業承継を行うのに不安を感じたことも導入のきっかけとなりました。5年毎に代替の提案をスムーズに行える利点は他のサービスにはありません。しかも満足度の高い新車を格安で購入できて維持費も月額のリース料プラスガソリン代だけということもあって主婦層には受けています」と須藤社長。サービスや仕組みは上手に使ってこそ効果を発揮する。フリースカーに未来を見た藤中オートサービスであった。