新しい屋号で新規顧客獲得を目指す
今回は、宮城県北部に位置し、奥羽山脈の女王とも呼ばれる栗駒山が迎えてくれる人口7万人ほどの自然あふれる栗原市で長年自動車整備を手がける株式会社ノグチ 栗原総合自動車整備にお話を伺った。
整備工場としての歴史は古く、もともとは築館自動車学校の整備部門として昭和38年4月に設立され、2019年で設立56年になる。
従来は、グループ会社や取引先の大型自動車の点検・整備などを担っていたが、2018年10月に屋号を変更して新たな一歩を踏み出した。
「これまでは、自動車学校としてのイメージが強く、点検・整備のお客さまも限られてきました。栗原総合自動車整備として新しい屋号の下、自動車整備工場としてのイメージを広めたいと思っております」と語るのは、今回取材に対応いただいた整備係長の佐々木敏さん。
現在は、大型車の整備が8割くらいを占めているが、新しく立てた大型看板にも掲げている「大型車から軽自動車まで」を目指し、あらゆる車種の整備を行い、一般のユーザーからも支持される整備工場になることを目標にしている。
自動車保有関係手続の
ワンストップサービス(OSS)にいち早く対応
同社ではいち早くOSSの導入に踏み切った。佐々木さんが振興会の事業場管理者講習に参加したことがきっかけ。これからはOSSへの対応が必須であり、屋号の変更も重なり、ちょうどよいタイミングであると判断したからだ。
OSSには電子保安基準適合証システムの導入も不可欠であり、そこで活躍しているのが「Motorjim」である。
「連携についても分からないことがあればすぐにベースシステムさんに相談して問題を解決していきました」と佐々木さん。
入社当初は操作感に馴染めなかったとのことだが、ベースシステムのサポート担当と密に連絡を取ることで、操作の不安を払拭。今では、安心して使いこなせていると言う。
「今後の課題としては、整備工場としての認知向上と人材不足の解消です。お客さまに満足のいくサービスを提供するためにも、人材が欠かせません」と佐々木さん。
サービス向上のためにも効率的なシステムは不可欠であり、「Motorjim」が同社の躍進を陰で支えている。
会 社 名: 株式会社ノグチ
栗原総合自動車整備
所 在 地: 宮城県栗原市築館字留場中川原166-1
代 表 者: 野口 典秀
電 話: 0228-22-5132
F A X: 0228-22-5201