エンパイヤ自動車株式会社(代表取締役社長=秋葉幸久)が、去る8月22、23日に東京流通センターにて「EMC FAIR 2018」 を開催した。同フェアは毎回時流に合った「テーマ」を掲げ、それに沿った展示、提案を行っており、毎年多くの人が訪れる。
今回の開催テーマは「進化する人とクルマの明日へ」
次世代自動車や運転支援装置搭載車両の普及が進み、カーアフターマーケットを取り巻く市場環境は目まぐるしく変化している。エンパイア自動車もこの変化への対応力を第一と捉えて、新規商材やより新しい取り組みを提案した。小間出展は59社、予定来場者は自動車部品・用品を手がける関連会社、約570社1,300人となっており、それに見合った活況を呈していた。
当日は開場から多くの人が訪れ、各所で説明員の話を熱心に聞く姿が見られた。特にマーケットリサーチコーナーでは、車用品だけではなく日用品やキャンプ用品なども多く展示されており、普段専門的に取り扱うことが少ない分、人気商品や需要の変化などの話に注目が集まっていた。
中には商品の人気が出た理由が「最近放映されたテレビアニメで流行ったから」といった、マニアックな情報も聞かれるなど、活発な情報交換が行われていた。また商談スペースの隣には、当日限定の特価コーナーが設けられており、新商品も含まれるとあって参加者は興味深く手に取って見ていた。会場は大きく二つのコーナー分けて開催された。
■ マーケットリサーチコーナー
「新しい価値観(ニーズ)を創造する事により潜在需要の掘り起こしを行う」ことが重要であるとし、カーメンテナンス初心者や女性をターゲットにした商品啓蒙、交換方法を伝える場を提案した。また、年々増加しているオートキャンプ人口を背景に、カー用品とレジャー用品を融合した提案も行った。
■ メンテナンスコーナー
プライベートブランドを中心としたメンテナンスパーツをはじめ、主要メーカーの部品や各種整備機器を展示した。
リビルト部品、外車部品、大型車両向け部品はカテゴリー別に展示され、DFPクリーナーなど注目度の高い商品をはじめとした各種サービスメニューの提案も行った。