株式会社バンザイが定時株主総会・取締役会を開催　役員人事も発表

92期は減収減益に

株式会社バンザイ（柳田昌宏社長）は、去る6月27日に第92 期定時株主総会・取締役会を開催、その後、恒例となっているプレス懇談会をバンザイ本社ビル（東京都港区）にて行い、平成29 年度業績報告、平成30 年度の役員人事並びに営業方針、新商品について発表した。
同社の第92 期の売上高は289 億4,900 万円（前期比2 億3,600 万円減）、営業利益は7 億3,100 万円（前期比3億300万円減）、経常利益は7億1,200 万円（前期比3 億700 万円減）、当期純利益は4 億3,100 万円（前期比1億1,700万円減）となった。

前年度の売上が好調だった大型車系整備機器の需要が減少したことに加え、物流費の高騰や人件費の増加などにより減収減益となった。
第93期において同社は、「更なる営業力の強化」を最重要課題として、従来の営業スタイルからの見直しを積極的に進め、営業活動の負担となっている付帯業務の削減、データに基づいた見込客の抽出とアプローチ、システムツールの導入検討などにより、営業職の生産性向上を図っていく。
また、車が大きく変革し、自動運転も進化していく中、将来の次世代自動車、新しいモビリティ社会を見据えた、点検・整備の機器の研究・開発や、カーシェアリング等への参入が予想される今までにない異業種のお客さまへのアプローチも行っていき、社内向けとしては働きやすい職場環境作りにも取り組むとしている。