デジタルコンバージェンスが 「わ」ナンバーの会を開催

去る4月6日東京都中央区銀座にて自動車整備業に特化したウェブ製作会社として活躍するデジタルコンバージェンス(以下DC)が「わ」ナンバーの会を開催した。本会の目的は自動車整備業が中古車を活用したレンタカービジネスをいかに上手に展開していくかをディスカッションする集まりとなった。初回とあってDCになじみの整備工場やSSはもちろん、全くの異業種からレンタカーに参入せんとする意気込みのある会社が揃った。

レンタカーの魅力や各社の現状から
関谷氏が解説

車が売れる、鈑金が入る、車検が取れるといったウェブサイト運営を軸に展開するDC。今回レンタカー予約サイトもオープンさせたことをきっかけにして、看板を持たずにレンタカー事業を手がける多くの会社が参加した。また、このレンタカー予約サイト自体は既に動いており、好調な成績を収めているとのことだ。

「今回参加されている坂出自動車様は福祉車両の専門店です。そんな福祉車両のレンタカーを貸し出しており、ニーズとウォンツをマッチさせた商売をされています。また、本日は参加していないKYオート様もウェブサイトにより予約を受け付けております。常々お話しておりますが、ウェブサイトというのは我々のような人間の営業マンと違って24時間休むことなく働いてくれるのが魅力です」と成功事例を語るDC代表の関谷秋彦氏。

参加理由は様々!どの会社にも宝の山が眠っている

参加した会社は整備業を始め多岐に渡る。先述の坂出自動車は福祉車両の専門店ながら福祉車両のレンタカーを始めて好調な成績を収めており、成功事例としては十分な成果である。彦田商事はSSを経営しており、SS来店者や、江戸川区という立地を活用して近隣のマンションに向けたレンタカー利用を促進するなど様々な提案を行った。また、福井県にある西野自動車は福井県自動車整備商工組合が実施しているレンタカーの共同事業の事例を発表し、こちらも好調な事例であった(詳細は後日説明予定)。
自動車業界ではないが観光地にてガイドを営む会社も参加しており、観光地ならではのレンタカー展開が出来ないかという非常に発展性のある発表を行った。
「以前、スポーツカーを会社の福利厚生として使える会社がありました。同じように例えばキャンピングカーのレンタカーを持っていたら、お客さまや社員、取引先に対して貸し出しすることで内外ともに自社のファンにすることが出来ると思います。また、保険会社からのレンタカー代車特約など追い風が吹いていることもあって、レンタカーは非常に注目を集めていると思います」と関谷氏。

自動車整備工場はレンタカー、または同等な代車などを持っていて貸し出すことも不可能ではない。だが、多くの自動車整備工場がFC等の看板を掲げているわけではなく、認知度は決して高くない。
となれば、ユーザーからすればレンタカーを積極的に利用することは困難である。DCはそういった看板を持たない会社にウェブ上で看板を設置することを得意としている。今後も「わ」ナンバーの会は開催していく予定なので、興味がある方は是非参加していただきたい。

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