RUMアライアンスが2021年6月例会を開催
自動車リサイクルの工場見学マッチングサイトがメイン議題に
特定非営利活動法人RUMアライアンス(以下、RUM)は、去る6月16日に同アライアンスの6月例会をリモート開催した。
議題の中心は、2年目に入った自動車リサイクル高度化財団の採択事業であった。
例会の冒頭、赤須洋一郎代表は最近の話題として、リモート会議の常態化に触れた。以前よりリモート会議などの普及は、コロナ禍において悪くはない変化であるとの考えを示してきた。しかし一方で、対面でのコミュニケーションが著しく減ったことにより、自己と他者を比較する機会が減り、自身の状況を客観的に捉えづらくなっていることに危機感を抱いていると話した。
議題 高度化財団採択事業の取組状況について
自動車リサイクル高度化財団の採択事業である、自動車リサイクルの工場見学マッチングサイトについて、事務局より報告があった。
- 以前から工場見学を行っていたところは、工場見学マッチングサイトを介してよりも直接交渉する場合が多く、現時点でのマッチングサイトの有用性が想定よりも低い可能性がある。
- 様々な状況により、実際に見学できない利用者向けのバーチャル見学のシステムをより洗練する必要がある。
赤須代表は上記の課題を解決して行くことにより、いずれは「工場見学といえばRUMの工場見学マッチングサイト」と言われるようにしていきたいと意気込みを語った。
次回7月例会の開催予定は2021年7月21日(水)