株式会社JARAは去る5月18日、提携するリビルト部品提供会社及びGP部品(社外優良部品)提供会社を集めての第10回懇話会を開催した。例年であれば新春と夏ごろの年2回開催していたが、コロナ禍ということもあって、1月開催は中止、今回はオンラインにて久々に開催となった。
2020年のリビルト部品・GP部品合計の販売実績は、通年では前年対比88%と残念ながら前年マイナスとなった(6月単月では前年対比104%と唯一の前年超えを記録)。やはり、新型コロナウイルスの影響によるところが大きかったと見え、JARAの北島宗尚社長は、「中古部品の売上が多かったのでは?」と分析した。
また、2020年度の活動報告としては、損保会社要請による工場見学会の中止、JARAグループの実務者例会の中止と予定していた対面を要するイベントは当然というべきか中止となってしまった。
こうした状況も鑑み、今後の活動計画としては、JARAオリジナルキャンペーンとして、リビルトキャンペーンを本年11月~12月に開催予定とのこと。JARAグループ各社の購入金額に応じてプレゼントを贈るというもので、部品メーカーごとに売上金額1位の会員に対してプレゼントを贈るメーカー特別賞を設けて、活性化を図ることにしている。