2020年9月　抹消登録台数

2020年の9月の各抹消台数は、増減傾向で見ると大きく2つに分かれた。

唯一、我が道を行ったのは輸出抹消で、対前月・対前年共にマイナス。中でも対前月はマイナス3%と微減に留まったものの、対前年の落ち込みが3項目の中で最も大きいマイナス28.3%となった。これだけ大きく落としているのは、やはり新型コロナウイルスの影響だろうか。

永久抹消及び一時抹消は共に対前月がプラス、対前年がマイナスという結果になった。ということは傾向としては輸出抹消とは逆で、永久抹消は前月からプラス9.5%と増加したものの、対前年はマイナス5.3%、一時抹消は対前月がプラス20.5%と大幅増ながらも、やはり対前年はマイナス8%であり、それぞれ前月から増加しながらそれでも対前年はマイナスということで、前月がいかに低かったかということである。

先月は、各抹消台数が新型コロナウイルスの影響をさほど受けていないのではないか？と考察したが、今月の数字を見る限りではその逆、実は大いに影響を受けていると言えそうだ。

※本年の1～12月（最下段右から2列目）は9月までの累計台数で、前年比は当該累計台数の前年同期比となっている。

（出典：自販連）