特定非営利活動法人RUMアライアンス(以下、RUM)は2020年6月例会を2020年6月17日に開催した。今回も新型コロナウイルスの影響下ということもあり、5月例会同様にWEB会議システムを使ったリモート会議となった。
代表挨拶
赤須洋一郎代表理事は例会に先立ち、以下のように語った。
「今回コロナウイルスによって、強制的に作業環境、産業構造の変化を余儀なくされました。しかしそれは悪いことばかりでもないと感じています。コロナウイルスを考慮して前回同様リモート会議となりましたが、今後はコロナウイルスが収束した後も、こういったコミュニケーションツールを使用した会議等が普及していくのではないかと考えています。
また自身の会社でも感染対策として、密を避ける、残業の減少等を達成するべく、人に頼り過ぎないデジタルな作業環境の構築に力を入れております。その結果、難しいと考えていた残業の減少などを比較的簡単に達成することができました。コロナウイルスへの対策は長期化すると考えていますが、今後の産業は大量生産、大量消費から、最適化された生産と消費を無駄なく循環させるという方向に一気にシフトしていく可能性があります。
我々RUMしても廃棄自動車の減少を受け入れ、今までとは違った方法、業務体系を模索しリサイクル業界に提言していくことが、RUMが掲げる理念『自然との調和を計る』の実現に繋がるのではないかと思っています。」
取り上げられた主な議題
自動車リサイクル高度化財団からの採択と提案事業の進め方について
自動車リサイクル高度化財団公募にて採択された「自動車リサイクルの現場を活用した周知活動」提案を、コロナウイルス影響下でどのように進めていくか議論が行われた。
次回7月例会の開催予定は2020年7月15日(水)