2019年11月の抹消登録台数

　2019年の11月の各抹消台数は、前月に引き続きすべての項目において対前年マイナスを記録したことに加えて、対前月でもすべてマイナスという落ち込みの激しい月となった。

　中でも対前年・対前月共に落ち込みが一番大きかったのは輸出抹消で、対前年がマイナス12.4%、対前月ではマイナス38.4%と、例年落ち込みを見せる月であるとはいえ（他の項目も）、かなりの落ち込みぶりである。

　逆に落ち込みが一番少なかったのは永久抹消で、対前年がマイナス2.3%、対前月はというとそれでもマイナス11.2%と、一番落ち込みが少ないとはいえ2桁のマイナスを記録した。

　残る一時抹消は、対前年がマイナス11.2%、対前月はマイナス17.4%と、落ち込み幅はいずれも中間ながらも、対前年・対前月それぞれで2桁のマイナスを記録した。

　このところの注目である「2019年累計で対前年110%を記録するか？」であるが、上記のような大ブレーキも手伝っていずれの項目も対前年105%以下に逆戻りした。昨年12月は、いずれの項目も11月から比べて減少しているので、よほどのことがない限りギリギリ前年超えというところでフィニッシュしそうである。

※本年の1～12月（最下段右から2列目）は11月までの累計台数で、前年比は当該累計台数の前年同期比となっている。

（出典：自販連）