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NGP日本自動車リサイクル事業協同組合が第15回通常総会・第33回定期総会懇親会を開催

 グループ創立から間もなく35年を迎える、NGP日本自動車リサイクル事業協同組合。平成30年度は「100年に一度の大変革期を勝ち抜くために」を活動テーマに掲げ、様々な取り組みを行ってきた。

  具体的には4つの事業方針として、①入口の課題として「車両仕入の拡大」、②中間の品質として「お客様満足度向上によるNGPのファン作り」、③出口の課題として「リサイクル部品の販路拡大」、④人材育成「自動車業界の変化に対応すべく、将来を見据えた人材育成計画」、を掲げ、組合員各社が一致団結して各事業に取り組んできた。

 去る10月28日には第15回通常総会並びに第33回定期総会懇親会が品川プリンスホテルにて開催された。ここでは、同組合の今期の方針並びに、役員体制を紹介する。

第16期(令和元年度)のテーマ ~「急速に変化する時代」を切り開くために~

佐藤幸雄理事長

 2018 年10 月4 日、トヨタとソフトバンクが「モビリティー」という言葉を使い、未来の交通サービスの実現に向けた提携を明らかにしました。自動運転の車など、次世代の車の開発を進めるトヨタ、そこに、ソフトバンクのIT技術を融合させ世界的な競争に生き残ることが狙いです。

 今、自動車産業では「CASE」に代表される様々な技術やサービスが生まれており、国境を越えて、各社が網の目のように提携関係を結び、しのぎを削っています。次世代の自動車産業の覇権は、テクノロジー企業が握る可能性があり、2 つの大企業が手を組んだ今回の提携は、車の生産だけでは競争に勝ち残れないというトヨタの強い危機感が背景にあると言われています。

 総会では、「創立33 年を迎えられた感謝を示すとともに、急速に変化している時代を切り開くためには、その変化を受け入れ今までの考え方を変えていかなければならない。時代が変化していく中でも忘れてはいけないのは、“お客様第一”というNGP の理念だ。お客様に必要とされ、頼りにしていただける存在であり続け、組合員が各地域でNo.1の事業者になることがNGP の将来の目指す姿だ」と述べました。組合員個社だけの対応ではなく、NGPグループの総力を結集した戦略立案と実行が重要と考えております。

 本年度は、我々の事業の柱である「国内部品販売・海外部品販売・素材販売」この3つの事業基盤を更に強固なものにするために、車両の確保が必要不可欠であると考えております。

 そのための一つの施策として、一般カーユーザーからの車買取サービス「廃車王」を、引き続き強化していきます。今の世の中多様なメディアがあふれる中で、様々なメディアへの露出、PR施策を検討し、「廃車といえば廃車王」を認知するための活動を継続していきます。

 また、「SDGs」に基づいた社会、経済、環境の発展に貢献するための活動を推し進めていきます。この世界のあるべき姿を、2030 年までに達成するために、自動車リサイクル事業を通じて未来のために今できることをコツコツと積み重ねることが大切です。

 そのための一つの取組として、香川県豊島の産業廃棄物不法投棄により失われた自然を取り戻すべく、環境再生活動を積極的に行い、環境保全の大切さを後世に伝える活動を継続してまいります。       (一部抜粋)

 

理事一覧

 今期の理事は以下の通り。

理事長佐藤幸雄
副理事長小林信夫
副理事長青木金也
副理事長藤原庸正
専務理事鈴木成幸
理事岡﨑 豊
理事沼﨑誠公
理事塩谷剛史
理事金子治樹
理事横井真津乃
理事藤村博志
理事福原光宣
理事胡 定晃
理事斎木崇司
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