Asian Automotive Environmental Forum 第12回 アジア自動車環境フォーラムが熊本で開催

 2019年10月29日~30日熊本県熊本市内の熊本ホテルキャッスルにて第12回 アジア自動車環境フォーラム(以下AAEF)が開催された。

日本におけるAAEFの開催は第2回(2009年)仙台と第8回(2015年)秋田に続いて4年ぶり3回目。

今回のテーマは「自動車リサイクルにおけるSDGsの実現に向けて」を掲げた。

 

 各国から自動車リサイクラー、自動車産業関係者、行政機関、学術関係者など、日本を含めた7ヵ国(日本、韓国、中国、マレーシア、オーストラリア、モンゴル、インド)から71社131人が参加した。

 

 初日の29日には、ファクトリーツアーとして県内のリサイクル関連工場である、株式会社カネムラエコワークスとARホシヤマ 株式会社星山商店ELV事業部の2社を見学。カネムラエコワークスではASRリサイクル、ARホシヤマでは使用済み自動車の解体を見学した。

 

 30日の本会議では、各国の参加者が、それぞれAAEFのテーマに沿った発表を行った。

・日本 「リサイクル産業から見た日本の自動車リサイクルシステム」

・日本 「新しい局面を迎えた自動車リサイクル産業 CASEとSDGsの波に向かって」

・韓国 「難燃性廃棄物ASR完全焼却及び、サーマルリサイクルの経済分析について」

・マレーシア 「マレーシアの自動車リサイクル産業におけるSDGs推進に向けたMAARAの取組について」

・オーストラリア 「オーストラリアからの報告 課題と提案」

・モンゴル 「モンゴルのELVの現状について」

・インド 「インドにおける自動車リサイクル 近年の政策に対する関与について」

 

※AAEFの詳細については速報自動車リサイクル2020年1月号にて掲載予定

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