2019年7月抹消登録台数

　2019年の7月の各抹消台数は、すべての項目において対前年・対前月共にプラスという珍しい結果となった。ただし、増加に幅があり、傾向でまとめると、輸出抹消と永久・一時抹消という2つに大別できる。

　輸出抹消は対前年の増加こそプラス1.7%と他2項に比べて小さいものの、対前月ではプラス54.6%と大幅増加となったことが分かる。

　一方の永久抹消及び一時抹消は、それぞれ対前年同士、対前月同士でほぼ同じ増加幅となった。対前年は永久抹消がプラス9.3%、一時抹消がプラス9.5%、対前月は同じくプラス16.3%とプラス15.2%で、対前年・対前月共にかなり増加したことが分かる。

　これだけ増加すれば当然と言えば当然だが、やはり累計では依然として3項目とも前年超えを続けている。ただし、輸出抹消、永久抹消が共に108%、一時抹消が102%と若干開きがある。次月では足並みが揃うのか、注目である。

※本年の1～12月（最下段右から2列目）は7月までの累計台数で、前年比は当該累計台数の前年同期比となっている。（出典：自販連）