自動車のフロン類、エアバッグ類のリサイクルを円滑に行うための推進をしている自動車再資源化協力機構(自再協)は、2015年度の車上作動処理監査において、ハーフカット車台のエアバック類未処理が散見されたと発表。車上作動処理委託契約事業者へ向けて適正業務が現場で実施されているか再徹底をお願いした。
車台のカット作業(ハーフカット等)は、解体行為となるためエアバッグ類の全数処理が必要
※エアバッグ類の未処理は、「車上作動処理契約違反及び解体業者の再資源化実施義務等違反(法16条)」になる。
適正業務のやり方をイラストを使用し紹介している。
エアバッグ類の適正処理の仕方
①車上作動処理
エアバッグ類の処理は、カット作業前に実施する。(ハーフカット後に車上作動処理を行うとエアバッグ類が飛散する可能性があり安全上大変危険。)
②全数処理確認
近年の車はエアバッグがいたるところに配備されているため、ダッシュボード周りだけでなく、車体の様々な場所を確認しなければいけない。
③カット作業(ハーフカット等)
④搬出
エアバッグ類の処理作業は、基本的に車上作動処理で実施します。
不明点は自再協まで
TEL: 03-5405-6150