ご来賓挨拶
斉藤鉄夫氏 衆議院議員 公明党 幹事長代行
今回は長谷川理事長が退任され、佐藤新理事長に代わられるということで、長谷川理事長ご苦労さまでした。
実は自動車を作る大手企業からの政府への要望・陳情はよくあるのですが、自動車アフターマーケット分野としては精力的に政府への陳情・要望を伝えに長谷川理事長は国会にお越しくださいました。その度に私も勉強させていただき、その内容を元に国会質問もさせていただきました。すべての要望が叶ったわけではございませんが、一歩前進させていただき、本当にありがとうございました。
また、佐藤新理事長、我々は今後とも全力を挙げてがんばってまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
自動車は走るだけでも、作る時にも資源をたくさん使います。その量は、実は世界でナンバー1、他の産業と比べて群を抜いています。特にこの作る資源をリサイクルすることは、今後、その指数は大きくなることはあっても小さくなることは絶対にないと確信しております。
また今後は、税制の面からも、自民党の税調会長と共に、お手伝いをさせていただければと思っております。
保坂 明氏 経済産業省 製造産業局自動車課自動車リサイクル室長
自動車リサイクル法施行から10年を迎えましたけれども、法律に従って5年ごとに見直しを行っております。今年は10年目の見直しということで、昨年の8月から産業構造審議会、中央環境審議会合同会議を開いておりまして、将来どうあるべきかという議論を重ねてまいりました。9月には最終報告がまとまったところです。
第三次循環型社会形成計画におきましては、リサイクルよりも優先順位の高いリユース、リデュースが進んでいる社会の構築が求められています。皆さま方のリユース部品は、非常に大きな役割を担っています。
自動車の使用年数は10年前と比べますと年々長くなっております。この傾向はしばらく続くものと思われます。今後のリユース部品の拡大を図っていくためには、ユーザーのリユース部品に対する認知度の向上を図ると共に、整備工場に対しても同じことが求められます。NGPさんにおかれましては、国内最大のネットワークとしての役割を果たしていただくと共に、組合員各社におかれましては引き続き適正な処理に向けた努力をご期待するところです。
土屋光弘氏 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 代表取締役副社長
甚大な被害をもたらした、先般の台風18号におきましては、NGPさまには多大なるご協力を賜りました。おかげさまで多くのお客さまより高い評価をいただくことができました。改めて深く御礼申し上げます。
弊社はモーター業界の皆さまと共に歩み、共に成長してきた会社であることは広く知られるところでございますが、NGPさまとは旧大東京火災の頃より15年に亘る強固な関係を築いてまいりました。
例えば、自動車保険における、初のリサイクル部品特約の開発、自動車リサイクル施行に伴う全国セミナーの開催、全損車両オークションシステムの開発、エコひろばの開発等、関係は深く、多岐に渡ります。
話は変わりまして、NGPさんには私にとって恩人とも言える、かつての上司、先輩、仲間が活躍されております。同じDNAを持った仲間の結束力の強さは言うに及びません。こんな思いも込めまして、弊社としましては今後ともNGPの皆さまと共にお互いの成長はもとより、モーター業界への貢献、そして環境への貢献、この決意を新たにするところでございます。
窪田泰彦氏 ほけんの窓口グループ株式会社 代表取締役会長兼社長
私はNGPの皆さまとは、創立以来と言っていいぐらい、相当長いお付き合いをさせていただいておりまして、今日もこういう形で声をかけていただいて、大変光栄に思っております。
この関係の原点は2つございます。1つは環境問題における共通認識と取り組みです。
2つ目は日本人が古来持ってきた「もったいない」という気持ち、精神、それを本当に具体的に大事にしてきました。
こうした精神構造の復活と、そのような精神という電池に日本人が全部入れ替えるべきだと、私はずっと思っております。以上の関係もあって、私は第15回の京都での記念大会と、昨年の東京でも講演をさせていただきました。
こうした取り組み以上に、2つの原点を本当に具体的に活かしていくのであれば、保険会社と一体になって共同での商品開発、あるいはネットワーク作りをする。そういった取り組みを本当に一生懸命、NGPの皆さまとはやってきましたけれども、ある意味で私の人生にとってはいい経験、勉強であり、私の人生の誇りであります。
赤羽一嘉氏 衆議院議員 公明党政務調査会 会長代理
私事ではございますが、民主党政権から自公政権に交代した2012年の12月から昨年9月まで安部内閣の経済産業副大臣を務めてまいりました。
在任中にはNGP日本自動車リサイクル事業協同組合の皆さまに自動車産業政策ならびに環境対策に甚大なるご支援をいただきましたことをまず、この場をお借りしまして御礼申し上げます。
自動車のリユース部品の利用拡大・利用促進は、自動車産業のリサイクル制度の高度化に関連して、大変重い課題でございます。NGP日本自動車リサイクル事業協同組合の皆さまのますますのご活躍をご祈念、本当に大きな役割につながると確信しております。
私ども公明党を挙げて全力でサポートしてまいりますことをお誓い申し上げます。
その他ご来賓の方々
専務理事 石橋 健一 氏 公益財団法人 交通遺児育英会
大阪事務所長 田中昭宏 氏 公益財団法人 ベルマーク教育助成財団
- 1
- 2