家業から企業へ変えた!利益35倍への軌跡
今や学習といえば、単に本を読んだりするだけでなく、映像でも学ぶことがごくごく当たり前になっている。
そうした背景から誕生したのが、ここで紹介する「小山昇に学んだ勝てる社長の法則ⓇDVDシリーズ」である。
このDVDは、中小企業経営のカリスマである、㈱武蔵野 代表取締役 小山昇氏が氏の主催する「経営研究会」の会員企業600社の中から、自らが選抜した企業の成功の秘密を公開するDVDシリーズである。このうち、先月から3 ヶ月に亘って紹介している(今月で2回目)のは、読者にもなじみの深い自動車販売業・㈱松尾モータースの成功事例の一端である。
みどころ② 経営計画書
前回紹介した「環境整備」の導入により、社員間のコミュニケーションが活発になり、社員に素直さが生まれ、会社全体で一体感も出てきた松尾モータース。倒産寸前の状態から、ダイハツ・スズキの販売台数兵庫県で№1(2012年)、自動車整備部門でも年間車検台数3,000台、オイル交換など月間800台の入庫台数、保険の新規契約件数4年連続№1という輝かしい業績を上げるまでに回復した背景には、添加剤ともいうべき「経営計画書」の存在があった。
経営計画書について、松尾社長曰く、「家業と企業の境目(を分けるもの)であり、伸びない会社や伸び悩んでいる会社はこれがないから伸びていないと言っても過言ではない」とのことである。奇しくも同じ兵庫県内明石市にある、以前本誌でも紹介した㈱ダイハツ明石西でも同様の取り組み、同様の輝かしい業績を残していることから、その実用性に疑いはない。
さて、家業と企業の境目を分けるという経営計画書だが、松尾社長の言葉を借りれば、家業における計画書は社長の頭の中(だけ)にあることがほとんどである。その結果、何かあった際には「社長、どうすればいいのですか?」と社員が社長に寄って来る=社長がいないと会社が回らないというわけだ。
この、家業では社長の頭の中にある計画書を活字で明示したものが、小山式の経営計画書であり、活字になっているということは、社長が不在でもこれを見れば困りごとは解決するわけで、これによって家業を脱却して企業になり得るのである。しかも社内においては絶対的存在で、社長ですら破ることができない。この経営計画書を社内に定着させた方法とは?
● 小山昇と松尾社長の
特別対談
● 松尾社長インタビュー
● 株式会社松尾モータースの
社員3名のインタビュー
● 改善事例映像
コンテンツ多数収録! (全編約45分)
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