整備工場がスマホを介して
エンドユーザーとの絆を深められる !
入庫誘導& 救援依頼受諾システム アプリ「ライフライン」
昨年度のロードサービス出動件数は230万件超、1日当たり約6,400件!
近年、事故件数は減少傾向にあるものの、昨年度のロードサービスの出動件数(JAF発表)は230万件超、1日当たりでいえば約6,400件ということをご存知だろうか?
仮にこれを全国の整備工場(90,000工場とする)でカバーするとすれば、出動要請1件に対し約14工場が存在することになる。当然のことながら、現場からの距離、そもそも待機人員がいない、積載車orレッカー車がない等様々な理由により、この14工場すべてが出動要請に応えられるとは限らないが、出動を要請するカーユーザーにしてみると、出動できる工場が1軒でも多くなれば、救援を待つまでの不安が軽減されることになる。
さらにいえば、ただでさえ事故・故障による不安な状態では、現場から最寄であってもなじみのない工場に出動を要請するのは二重の不安になるたえ、距離に関係なくまずは馴染みの整備工場に連絡を入れるケースが多いと聞く。
入庫誘導が図れ、有事には出動要請に応えられる、スマホ連動システム
自社をなじみの工場と思っていただくためには、いかにエンドユーザーとの接点を持てるか=来店していただけるかにかかっている。こうした観点に着目し、災害現場で立ち往生されたカーユーザーの救援活動を目的に設立された、一般財団法人自動車利用者保護機構(代表理事 山下健樹)は、スマホを活用したカーユーザー支援アプリ「ライフラインアプリ(略称:LLA)」及び整備工場の自社顧客管理に活用可能な「ライフラインパートナーアプリ管理システム(略称:LLPAS)」を開発した。
前者のLLAは、カーユーザーが自分のスマホにダウンロードし、自分の車両情報を事前に入力しておくことで、災害に見舞われた時や車両トラブルを起こした時などにアプリボタンの「レッカー車を呼ぶ」を押すことで、同財団加盟のロードサービス会員が現場に駆けつけて救援活動を行う仕組み。撮影画像の送信もできるので、現場の状況を早く、簡単に伝えることができる。
後者のLLPASは、自社顧客へのメール配信機能やアプリ利用者へのクーポン券配布等の入庫促進機能を備えており、平常時でも多様な活用が可能となっている。自社顧客との接触頻度を高めることによって、より高い信頼関係が構築でき、入庫促進を図ることができる。
LLPASは、財団に加盟する(加盟金:¥30,000、月額会費:¥5,000(税別))だけで、会員サービスメニューの1つとして利用することができる。
同財団では、自動車利用者へのより高いサービスを希望している主要ロードサービス会社のOBや、その業界の下支えとなっている企業の方々など、業界有志とスクラムを組んでサービス提供を進めていく構えだ。
「せいび界を見た!」の一言で月会費3か月無料 (10月31日まで)
一般財団法人 自動車利用者保護機構 080-5415-7798