国土交通省は、急速な人口減少や激甚化・頻発化する災害への備え、渋滞や事故といった道路交通課題などに対応し、国の生産性や国際競争力を高め、持続可能な社会の構築を図るため、新たな広域道路ネットワークのあり方の方向性について検討を行うことを目的に、「新たな広域道路ネットワークに関する検討会」を実施している。
6月8日に発表された中間とりまとめでは、交通の現状と課題について、トラックドライバー担い手の不足、都市間連絡速度が遅い、渋滞の多発、増大する災害リスクへの対応、インフラの老朽化への対応などが挙げられ、今後の道路ネットワーク計画の再構築が必要とされた。