究極の顧客側に立ったサービスを目指す
カーライフタイムバリューを創造する
ホリデー車検と聞いて思い出すのは元祖立会い車検のFC である。現在全国250 にも及ぶ加盟店を数え、日に日ににその勢力を増している。車両法改正の折、いち早く業界に風穴を開けたホリデー車検は個客(ホリデー車検では、お客さまはそれぞれ個であるからという意味を込めて顧客を個客と表記する)側に立ったサービスを目指している。『人とクルマの総合ケア』を行い、街の頼りになる診断所のような存在になる、をコンセプトに進めているカーライフクリニックが、今後のホリデー車検の目指す姿である。問題が発生してから治療するのではなく、予防や介護に代表される予防医療をベンチマークとしている。
そんなカーライフクリニックに欠かせないのが『保険』の存在である。現在、車検や車販そして保険と言われるほど自動車業界では保険に注目が集まっている。だが、現実的な話で言えば、車検時や車両メンテナンス時の任意保険の獲得率は全体的に見ても決して高い数字とは言えない。車検防衛率は高いが保険獲得率が低いという会社も決して少なくはないのではないだろうか。
保険の獲得が永続的な企業には不可欠
「ホリデー車検加盟店の中には古くより保険に着目し、着実に実績を伸ばしている加盟店がいます(せいび界2015年11 月号掲載の武田自動車販売)。お客さまとの接触頻度を高めることで、お客さまには高い満足度を提供していると聞きます。ホリデー車検では総合保険プロ代理店の全国展開を予定しており、㈱保険のチカラ(関根剛代表取締役)と協力体制を取っていきます。何故、今更保険なのかとお思いになるかも知れません。「整備工場とお客さまを繋ぐには保険が一番」というのは使い古された言葉かも知れませんが、これは真実です。ですが、その保険を獲得すること自体は難しいものです。そんな保険業務をアウトソースそして内製化するお手伝いを出来ればと考えております。今後の展開ではホリデー車検のFC 事業と並行して整備工場に対するコンサルタント事業も実施していく予定です。多くのお客さまに対して最適な保険、そして車検を実施し、より良い車との関係を作っていくことで社会貢献を目指してまいります」と松川陽一代表取締役社長。
ホリデー車検では㈱保険のチカラと協力関係を結び、直営店の一つであるホリデー車検法隆寺店に於いて、自動車保険から生命保険まで気軽に相談できるブースを設置しており、現在、保険のチカラから社員が派遣され保険コンサルを行っている。
保険のチカラは顧客にも
そして実施する店舗にも実感できる
「我々、保険のチカラは保険を販売するだけではありません。安心と満足を提供することはもちろんのこと、お金にまつわる様々な疑問やライフスタイルに合わせて最適なアドバイスを行い、長い年月をかけてお客さまとお付き合いしていくことが重要であると考えます。
松川社長の今後の自動車業界の生き残りには保険が不可欠という想いに共感し、協力関係を築くこととなりました。
お客さまと適切なコミュニケーション、距離感を築くことが保険販売では重要になります。我々はその関係を築き、お客さまの抱えている問題や将来への希望などを目に見える形にしていきます。車販及び車検時に任意保険が取れないというのは、コミュニケーションが取れていないからであるの一言に尽きます。車検や車販は任せるものの保険は任せていただけない場合、そのお客さまと永続的にお付き合いするには障害があると思います。そういった部分を弊社ではサポートすることも可能だと思います。重要なのはお客さまとの関係をどのようにして築いていくのか、ということです。
現在、ホリデー車検法隆寺店で併設した店舗では来店されたお客さまにお声がけをして現在お持ちの自動車保険の相談や内容確認を行い、多くのお客さまのお役に立てるよう心がけております」と保険のチカラの関根剛代表取締役社長。
万が一何かあった際に声をかける場所としても保険の代理店は重宝される。例えば事故が起きた際に第一報が整備工場に入るだけでもアフターマーケット収益は左右されるだろう。生活そのものを支える保険の提案は個人個人で異なるのは当たり前である。自動車の整備も同じように1 台1 台違う。このそれぞれ違うモノに対して上質な、個客を気遣うサービスを目指すのがホリデー車検のカーライフクリニックの目指す所である。
また、クルマのプロが選ぶ車の保険を提案する「損保のチカラ」というサービスもウェブ上で展開していく予定であり、今後の自動車業界の保険に一石を投じることとなるだろう。