自動車車検を業として行っている整備工場などはユーザー車検の数も気になるところではないでしょうか。ユーザー車検は安くて簡単だからお得だなどの情報がインターネット上で掲載されていることもあって、前よりユーザー車検のやり方などは簡単に情報を得られるようになっています。
では実際にユーザー車検の台数がどのように推移しているのかチェックしてみましょう。
10年の推移をみてみると2010年度の3,258,468台をピークに300万台あたりを推移していますが、ここ数年は減少傾向です。登録車と軽乗用車の内訳では軽乗用車が上昇傾向にあるのがわかります。軽自動車の所有台数も年々増えており、それに比例して増加しています。
軽自動車の保有台数は こちら→
軽自動車は購入動機に維持費の安さや燃費の良さなど費用を重視している傾向もあり、車検への費用もなるべく抑えたいという人が多いというのがみてとれます。
ユーザー車検数全体では、減少傾向にあり、典型的なクルマ好きで自ら全てやってしまおうというドライバーの減少や免許人口の高齢化、さらに車が高性能化しており、専門機材なしでは整備ができなくなっていることも背景にあり、今後も減少していくことが予想されます。
出典(運輸局・軽自動車検査協会・自検協)
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