BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は、アジア太平洋地域を含む世界のカラートレンド予測を発表した。BASFの自動車カラートレンド予測は、アジア太平洋、欧州、および北米の各地域の専門知識を結集して行われている。
BASFの最新のカラートレンド予測のテーマは、「パララックス」(多面的な視点)。パララックスとは、1つのモノを2つの異なる視点から見たときの、見え方の違い(視差)のことで、現代社会のバーチャルな世界の魅力と、リアルな現実世界での自己表現への憧れという視差を表現している。
今回は、このテーマのもと65色の自動車カラーを提案している。
日本におけるトレンドカラーは?
最も注目されているのが「ブルーグリーン」などの青色の中でも中間色であるカラー。「ブルーグリーン」は、90年代半ばに世界の自動車市場を席巻した色として知られているが、時代やトレンドとともにブルーグリーンの回帰が期待されている。
また、ボリュームゾーンである無彩色においては、「シルキーホワイト」、「粗いラメ調のダークカラー」など、特徴ある質感が好まれる傾向にある。