ななつ星に関西ペイントの塗料採用

JR九州の話題の豪華寝台列車、クルーズトレイン「ななつ星in九州」の第五期参加申し込み受付(2014 年12月~ 2015 年2月出発分)が7月31日に締め切られた。定員数の33 倍の申し込みがあり、最高倍率は3泊4日コースのDXスイートで、268 倍という運行当初から変わらぬ高い人気を誇っている。
この、今、世間で大注目されている豪華な列車に採用されている塗料が、関西ペイント㈱(石野 博社長)の大型車両用塗料として開発された「レタンPGエコフリート」である。豪華なイメージに相応しい、光輝材のパール顔料を配した深みのある色に設計されている。また、クリヤーには耐スリ傷クリヤーの「レタンPGエコスーパーダイヤモンドクリヤー」が採用されており、鏡のような仕上りを実現している。外装以外の車両の内装(デッキ部)にも、同社の塗料が採用され、外装同様、豪華な仕上げとなっている。

その他、専用のバス車両も同社の塗料によって、列車と同様の統一されたイメージで塗装されている。

「レタンPGエコフリート」は、高隠蔽原色の設定による塗装回数の低減やVOC 排出量の低減、また色の鮮映性や仕上り性の向上など、大型車両の塗装に求められる様々な機能を有した環境配慮型塗料で2014 年11月1日より「特定化学物質障害予防規則(特化則)」の対象物質に追加されるスチレンやメチルイソブチルケトン(MIBK)の規制にも対応している。

同社はクルーズトレイン「ななつ星in九州」での採用を契機に震災復興や東京五輪など、今後ますます需要の高まる大型車両需要の獲得に向けて、営業活動を強化していく予定となっている。

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