株式会社イヤサカが定時株主総会を開催 第72期

当期売上高は前年比118%!

自動車機械工具商社の株式会社イヤサカ(大山喜佐男社長)は、去る12月10日に定時株主総会を開催。その後、恒例となっているプレス懇談会を同社本社ビルにて行い、第72期(平成24年9月21日~平成25年9月20日)事業報告並びに、第73期経営目標、商品戦略、役員人事を発表した。

第72期は売上高、営業利益、
経常利益はプラスに

同社の第72期の売上高は185億4,729万1,000円(対前年比118.1%)、営業利益は5億6,900万6,000円(対前年比171.8%)、経常利益は5億2,606万5,000円(対前年比196.1%)、当期純利益は1億2,028万2,000円のマイナス(対前年比-133.8%)で、当期純利益のみマイナスとなった。これは自動車検査機器の入札参加に絡む不当利得の返還請求について処理を行ったことによるもの。

得意先別(販売チャネル別)では、公官庁が96.6%とマイナスになった以外は軒並み前年比プラスとなり、整備専業者は120.2%、ディーラーが122.5%という結果となった。

商品別では、車検機器116.9%、リフト127.5%、輸入品138.5%、カロライナ(鈑金関連機器)215.3%、タイヤチェンジャー105.1%、クアーズ(塗装ブース)125.6%、門型洗車機129.5%、大型機器123.7%、その他109.2%とほとんどのジャンルで対前年プラスとなった。唯一、46.7%とマイナスとなったスキャンツールについては、一昨年が好調だった反動と、補助金待ちによる買い控えの影響によるところが大きかったとしている。

また、大山社長は、「就任当初、3年間で売上高185億の礎を作ると宣言していたが、それが2年間で達成できた」と全社を挙げての成果に感謝の気持ちを述べた。

第73期目標は189億円、対前年102%

第73期は、売上高189億円(対前年実績102%)、経常利益は5億3,500万円を目標に掲げた。第73期について、大山社長は、「この目標を達成すべく、商品別にもしっかりとフォローしていきたい。

今年も『イヤサカは違う』と思われるよう、お客さまにお役立ちをしたい。4月以降は、消費税の値上げで落ち込むことが予想されますが、それを超えて頑張りたい」と抱負を語った。

第73期 役員人事(敬称略)

取締役社長 大山喜佐男
(代表取締役 営業本部長)
専務取締役 四宮 秀二
(営業本部副本部長)
常務取締役 本田  晶
(営業本部 西日本担当)
監査役 齋藤 安弘
執行役員 木村泰一郎
(本社営業部長)
執行役員 有賀伊蘇夫
(経理部長)
執行役員 寺本樹三朗
(商品部長)
執行役員 斎藤 智義
(総務部長)
執行役員 松本  明
(札幌支店長)
執行役員 熊谷 勇治
(仙台支店長)
常勤相談役 針谷 啓之
非常勤相談役 矢島 八郎
非常勤取締役 愛澤  勲

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