意欲的な若手社長はWeb集客に手腕を発揮
難関校として名高い灘中・灘高のほど近くに工場を構える㈱アキヅキ(アキヅキモータース、秋月敬太社長)。今年で創業から55年を数えるなど、半世紀近くに亘って地域住民の安全を守っている。
創業当時、周りは工業団地で、さほど気兼ねすることもなく業務に打ち込めていたが、気づけば周囲はマンションばかりの絵に描いたような住宅地になっていた。よく言われる「今からもし新しく工場を建てるとなったら、おそらく住民から反対の声が上がって無理だろう」という典型的パターンである。
こうした環境では、より一層、地域住民の理解を得られるような地域活動(毎朝の掃除など)が必要である一方、メイン通りからは1本入った場所にあるため、商売上いかに存在感を示すかということが、経営的には求められる。
多くの整備工場が抱える根源的な問題でもあり、ある意味永遠のテーマでもあるこの問題に挑んだのが、就任して約1年半の3代目社長、秋月敬太社長である。代表就任も自ら名乗り出て、承認されたほどの意欲的な経営者である。
「私も所属している青年会議所のメンバーを見渡してみると、社長を務めている仲間がほとんどなんです。特に厳しい時代を迎えている整備業だからこそ、この難局を乗り切るには若いエネルギーが必要なのではと思い、現会長である父に直訴して昨年4月に社長に就任した次第です。
周りのマンションに住んでいる方々の目には、『活気のある工場だなあ』と映るように常に意識していますし、毎朝掃除していることでも存在感はアピールできていると思います。
それ以外のお客さまに来ていただくのを考えた時、当社は輸入車の整備に強い特徴があるので、自社のホームページを作ってアピールすることにしました。おかげさまで、月間平均7 ~ 8件の新規客のうちほとんどはホームページをきっかけに来店されています」と、秋月敬太社長は語る。
これまたよく言われることだが、今の消費者行動として、まずWeb(インターネット)で検索することが主流なのに対して、多くの整備工場のWeb対応は遅れているのが現状である。
そうした現状を、同社がブレイクできたのは、何よりも秋月社長の想い、熱意、若さ故の実行力があったればこそであり、良いタイミングでの社長就任だったと言えるのではないだろうか。
アキヅキのベースを支えるのは
文字通りベースシステムのMOTORJIM
上記のようにコンスタントに来店される新規客を管理できるのも、ベースシステムのMOTORJIMがあればこそである。アキヅキとベースシステムの付き合いは長く、某社のオイルキープシステムに遡る。愛用し続ける理由は、営業担当のフットワークの軽さで、パソコンのトラブルも含めて頼りにしているとのことだ。
会 社 名: 株式会社アキヅキ
所 在 地: 兵庫県神戸市東灘区甲南町1-4-5
電 話: 078-411-3681
F A X: 078-412-8234
営業時間: 9:00~19:00
定 休 日: 第1・3・5 日曜日
U R L: http://www.akizukimotors.com
資格・営業品目:
業務内容:車検、整備、鈑金塗装、保険代理業
カーディテイリング、中古車販売、新車販売
マイカーリース、レンタカー