導入1年半で成長軌道まっしぐら!
神高自動車 株式会社
駅から離れてはいるものの、バスが1時間に30本以上通る神奈川県厚木市の幹線道路に面した立地に神高自動車㈱(櫻井響二 代表取締役社長)はある。2014年9月にニコニコレンタカーに加盟し、現在25台(4月には27台)のレンタカーを保有する。稼働率の平均は52%となっており、この3月には180回以上の貸し出し、売上は160万円の見込みとなっている。
「以前、中古車販売を行っており、展示場がありました。昨今の若者の車離れや中古車のニーズが下がっていく中で、販売するよりも貸すことに着目し、ニコニコレンタカーに加盟しました。知名度や顧客のコストパフォーマンスに優れたサービスですので、最初の1カ月ほどで確かな手ごたえを感じました。お客さまは地元の方々が多く、マンスリーで借りるお客さまも中にはいらっしゃいます。納車待ちのお客さま、他社で代車がないお客さまなど、車を持っている方の利用も多いです」と櫻井響二社長。
固定費を上げないで効率よく
「新しく人員を導入したり、レンタカーを高額で仕入れたりしては、利益を上げることは難しいです。私と整備部門兼任の女性スタッフの2名で受付と洗車や掃除などを行っており、出来るだけ固定費をかけないようにしています。レンタカーもマーチやバン・トラックなどが多く、稼動も良いです。始めるに当たってはニーズの高い車両をオークションで安く仕入れてくることが肝要だと思います。事故や盗難など、万が一のリスクヘッジも出来ますし、1ヶ月も稼動させれば後は利益となります。基本的には貸し出しているので、場所も最低限で済みます」と櫻井社長。コストを下げて売上を出せば、自ずと利益は出る。ロイヤリティーや保険を支払ったとしても十分な利益を確保出来ると、櫻井社長はメリットを続けて語る。
免許保有者=ターゲット! 顧客満
足度が加わればリピーターになる
「単価5万円の車検を30台増やすよりも簡単に150万円作れる、というと乱暴な言い方になりますが、コストを掛けなければレンタカーはとても売上が上がります。しかし、自社ブランドだと、認知していただくまでが長く、自社顧客以外を取り込むことが難しいです。FC加盟のメリットはそういった集客をカバーしてくれます。集客し、あとは満足度の高い接客を自社が心がければリピーターになっていただけます。
実はこの商圏は自動車の保有率が134%と一家に1.3台の車があります。車を持っていないお客さましかレンタカーを借りないと思われがちですが、車を持っているお客さまもレンタカーを借ります。実際にタイプの違う車種を借りに来られるケースが弊社では多く、トラックや1BOXなど単価の高い車種が出ます」と櫻井社長。
自社商圏の免許保有者全てが顧客の対象となりうる可能性を持っており、車を保有し、自社と付き合いのある基盤顧客だからこそ借りにくるというケースが多いとのことだ。レンタカービジネスを上手に使った好事例である。
神高自動車 株式会社
神奈川県厚木市妻田北1-18-15 TEL046-221-3311 FAX046-221-3045
- 1
- 2