ナイルインターナショナル株式会社
静岡県静岡市
集客の要はインターネット
実店舗を作らずに成功を収めた好事例
静岡県静岡市、東名高速道路の中腹に位置する清水インターから住宅街に抜けた、倉庫のような佇まいのナイルインターナショナルはVW(フォルクスワーゲン)の専門店だ。もともと買い取り専門店として創業した同社はHP(ホームページ)というネット上の店舗を活用し、躍進した経緯を持つ。
3割が県外からの入庫は
インターネットだから出来る集客術
集客のメインをHPが担っており、集客の仕掛けがある。「もともと買取り店を営業していて、車販にも力を入れていこうと考えましたが、実店舗をいきなり作るほど資金が潤沢にあったわけではなかったので、インターネットに目を向けました。私の希望としてHPはかっこよく、スタイリッシュな感じで作れば集客できると考えていました。しかし、『それでは駄目だ』とDCの関谷さんに指摘され、いかに自社が信用、信頼の置ける店舗かを主眼に置いてHP作りをしました。その甲斐あって実店舗を持つよりも低リスクで車販ビジネスを始められました」と平田代表は語る。
- 「ワーゲン静岡」と検索をかけて上位に表示されるまでは時間が掛かったが、ディーラー以上の吸引力が同社のHPにはある。集客の入口の7割はHPからとなっており、ブログ(アメブロ)の業務日誌を定期的に更新することで仕事の信頼性を増している。
- 保険会社からの仕事も外車が積極的に入庫される。つまり、保険会社からも外車専門店としての認知度が高い。その強みや信頼性は口コミで広がり、リピーターの家族や友人からの入庫もある。買取り→車販→整備→車検→鈑金と、トータルで顧客をカバーする。
- 売上の比率は整備4:鈑金3:販売3とバランスが取れてい。工賃指数も国産と違い、利益率は高い。全国から集客できるのはHPがあるからこそである。ディーラーに入庫を断られた顧客、車販店で中古車を買った顧客など多くの顧客の受け皿となっている。月間の入庫台数は150台ほど。
- VWを限定とした点、自社の安心感を前面に出した点、そして個人(従業員)の説明を出す。これらの次に作業内容や会社情報などを掲載するHPとなっている。一般的な『安い、早い、○○円、地域最大級』などという言葉よりも会社の安心感や信頼感を前面に出し、そこから集客に繋げた。ドメイン(HPアドレス)も整備工場が多く集まっているドメインを使うなどしてSEO対策を取っている。専門性を強く打ち出した、逆を言えば入口を絞った( VW専門)ことで大きな集客を得ることとなった。
インターネット集客は低リスクでチャレンジしやすい
「もっと早くからインターネットを活用しておけばよかったと思います。インターネットで検索するという行為は今では当たり前になってきているので、HPを活用かつ運用していくことが、どの企業にも必要になってくると思います。今後の展開としてインターネットを活用して、全国にアンテナショップを展開していこうと考えております。何か新しい事業を始める際に入れ物(店舗)を作るよりも低リスクなのが、インターネットの利点です」と平田代表。インターネットからの集客力は侮れない。しかし分からない等という前に、まずは門を叩いてみてはいかがだろうか。
ナイルインターナショナル株式会社
代表 平田尚慈
TEL:054-207-8477 FAX:054-207-8478