様々な新車の買い方を提案する新車市場、格安レンタカー知名度2位の100円レンタカー、移動火葬車によるペット葬儀サービスであるペットのたびだちなど、クルマに関する画期的なサービスを提供する㈱カーベル(伊藤一正社長)は、新年度の開始に合わせてスタートダッシュ勉強会を全国10会場で合計13回、開催する。去る4月11日にはその1回目が東京で開催され、勉強会の後半、恒例の伊藤タイムは今年成幸するための3つのキーワードを皮切りに、参加者のリクエストに応じたテーマを話すというスタイルで展開した。
2017 年 成幸するための3 つのキーワード
株式会社カーベル 代表取締役 伊藤一正氏
今年成幸するための3つのキーワードです。この3つだけをやれば、いい人生が送れていい経営ができると思います。
① 健康経営を最重要視する
今年は年回りでいうと丁酉です。今年は運勢上、大きな変化・改革が起きやすい年なのです。それに対応できればビジネスはうまくいきます。その次に重要なのが、対応できる体です。頭ではこれをしようと思っても体が付いて行かなかったら難しいです。社員が元気だったら会社も元気ですし、会社が元気だったら業績も良いに決まってますよね。
昨年末・年始を思い出してみてください。社員がインフルエンザで熱を出して3~ 4日休みませんでしたか? それだけでだいぶ支障が出ませんでしたか? 毎日、社員が元気で会社に来る、それだけですごい財産なのです。ですから代表者の方が、社員の健康と業績は比例するのだと、自分のハートに刻み込んでください。
② 対立しやすい
今年は対立しやすいので、対立しないように先手を打てばいいだけです。今年は相互理解を気合入れて取り組んでみてください。最終的に経営者が自分の思った通りにやっていただいて結構です。ただし、それを最初から押し通そうとするとよくないのです。その前に相手の話を聞いてあげてください。聞く耳を持ってあげてください。社長が勝手に決めて、社長が勝手にやり出したというより、社員さんの意見を聞いてあげて、「なるほどな、そういう考え方もあるな。ありがとう、色々な意見をくれて」と言いながら、「この方向で行くぞ」と言った方がみんなは動きやすいのです。
③ 新しい商品を見つける
今年皆さんが取り組んだ、取り入れた新しい商品・サービスは、皆さんの会社にとってすごく大きな影響力を持ちます。ただし、それがいいものであるとジャッジできる感性を皆さんが持っているかどうかなのです。そのためには日々アンテナを張っているだけです。皆さんに必ずやっていただきたいのは業種を問わず、繁盛店に年間20店舗行くことです。流行っている店は必ず理由があるのです。その理由を自分なりに感じてみてください。
それだけで感性は磨かれます。