あいおいニッセイ同和自動車研究所では高い技術を誇る自前の講師陣がモーター代理店の皆様をサポートし、最新技術を取り入れた研修を行っています。今回は7月開催の常設セミナーをご案内します。
修復歴の見分け方セミナー
7月27日(半日)
定員15名
福岡校開催
申込締切日:7/13(木)
下取り査定未経験者や初心者の方、実務で下取り査定を行っているがワンランク上の修復歴判定技術を学びたい方を対象に、塗装技術者でもある講師陣が、一般的な査定では見逃してしまいがちな下取り車・買い取り車の修復歴の有無の判定方法をお伝えします。
事故車を修理すると、どのような痕跡が残るのか、受講生の皆様に分かり易く解説します。鈑金塗装作業者は出来る限り修復痕跡を残さないように仕上げますが、修復痕跡を隠せない部位・見られたくない部位・確認するポイントを修復歴のある実車教材と座学で解説を行います。
写真のように、実習では実際に修復歴のある車を数台使用して修復歴の有無の判定を受講生全員で実施します。その後に判定するポイントの解説を、使用した実車ごとに行います。
実車を使用して繰り返し判定を行うことで、修理方法の理解と修復の痕跡を探すポイントを理解することができます。
《講師の声》
外板鈑金は「見習い」「勘やコツ」など経験主体で、技術習得に時間がかかると言われています。当セミナーでは、構造による損傷特性・工程毎の目的・理論などを理解した上で作業していただきます。安心して受講してください。
「修復歴を見逃さない」ということにおいて一番大事なことは、修理方法を知ることです。
修理作業の中でも特に鈑金作業について知っていただくことで、修復歴の発見が容易になります。研修では損傷車両(事故車)の修理工程から修復の過程、修復後の状態を解説いたします。
それらを踏まえて修復歴車の点検を行っていただくことで、今までは見逃していたかもしれないポイントも発見できるようになるのでは? と考えております。中古車の買い取りや販売を行っている方は、ご自身のスキルをアップさせる為にもご参加をお勧めします。
車検事前点検セミナー
7月26日(1日)
定員8名
仙台校開催
申込締切日:7/12(水)
車検を受注する際に発行する見積りと、車検時に発生した追加整備による作業時間の延長や見積り金額の相違を出来るだけ少なくしたい。お客様にご迷惑をお掛けしないことを念頭に置いたセミナーです。
車検(24か月点検整備)の点検項目に合わせて作成した、車検事前点検実施要領書を使用し、実際に点検を行うことで車検整備の知識も習得することが出来る内容となっています。
また、定期交換部品・消耗部品等のメンテナンスアドバイスや応酬話法等も学ぶことが出来ます。
インストラクター1名が車検事前点検のデモ作業を実施し、事前点検の流れを確認してから作業練習に入ることで、事前点検のイメージをはっきり持ってから反復練習に入れます。
《講師の声》
車検事前点検を通じて、車検整備についての基礎知識も学ぶことが出来ますし、見積金額との相違が無くなります。また、的確な応酬話法を身につけることで、お客様の信頼確保に繋げてください。