店長の仕事とは? に答える研修
会社が同じ目標に向かって進むためには社長と社員の一体化が必要不可欠である。とはいえ、本来、社長の仕事とは経営であり、車屋さんにおける社員の仕事とはクルマを売ったり、整備をしたりといった実務であり、両者の担当する仕事は一見すると全くの別物である。
しかし、成功するためには社長と社員のベクトルを合わせることが必要で、その重要な役割を担うのが現場監督たる店長なのだ。
では、店長の仕事とは具体的には?と問われて、明確に答えられる人はいるだろうか?その明確な回答としてカーベルが用意したのが、「最強店長研修」である。
この最強店長研修は、昨年から4泊5日でみっちりと行うスタイルに大幅リニューアルして好評を博した。これを受けて今年も去る6月13日~17日の5日間、加盟店13社から14名が参加して、最強店長研修がカーベル本社にて開催された。
前半で知識面を強化
後半はロープレの嵐
1日目、2日目は伊藤一正社長による店舗の経営、マネジメント研修が主な内容で、2日目の後半は参加各社の事例発表が行われた。この事例発表は参加資格にも挙げられているメニューで、自社から持ち寄ったチラシやDMなども駆使して自社のPRを15分間きっちりと行うというもの。プレゼン能力が身に付くのはもちろんだが、参加する各社は意識が高いところばかりなので、この事例発表を聞くだけでも研修に参加する価値があると言っても過言ではない。
3日目から5日目は、商談ロープレが中心で、各テーマごとに何をどう話すかグループミーティングを行い、それをロープレで実践するという繰り返し。テーマは、カーベルの提唱する福車Ⓡ、ハートプライス、ナンバーワンセットの商談を習得することが目的である。
最終日は商談・挨拶研修の卒業試験を本部SV、他の参加者が審査。最後は全員の決意表明で締めた。