カーコンビニ倶楽部(林 成治代表取締役社長)では、年に数回オーナー会を開催している。オーナー会では本部が業界動向や時流を読み、今後の戦略を林社長が解説する。
愛車主義・原点回帰・リピーター創造・新市場の開拓
現在約1,000拠点を数えるカーコンビニ倶楽部では愛車主義から始まり新市場の開拓までを一つのストーリーとして今後展開していく方針だ。
「現在ウェブからの入庫が伸びております。この流れは今後も増えていくと考えております。スマホに対応したホームページにするなど、ウェブからの流入に対応していかなくてはいけません。なぜなら、今後、国内の市場の回復はあり得ないからです。消費税の増税も17%や19%になる可能性もあります。気を引き締めて他社との差別化をしなくてはいけません。当たり前にやっていることは他社も当た
り前にやっているので、他社プラスアルファが今後求められます」と林社長。開口一番に市場悪化からウェブの活用や差別化など、分かり易い指摘を開始した。
また、今後は創客・加盟店強化・品質向上・広告宣伝などを同時進行することでカーコンビニ倶楽部のブランド力を上げていく方針だ。Tポイントカードによる集客も好調であるが、全加盟店による実施を求める動きを見せた。