自動車整備業の接客対応術50
今も昔も、若い人達は恋愛に身を焦がし青春を謳歌します。ところが最近の恋愛調査からは恋人がいない若者が少なくありません。恋愛に障害が少なくなった現代に、なぜ多くの若者が恋人と出会えないでいるのでしょうか。
答えは出会いです。人は出会いの中に人生を過ごし、出会いの中に死んで生きます。恋愛も出会いから始まることに変わりなく、出会う機会が無ければ恋愛はスタートしません。小家族化が進む中、家の中で何不自由なくすごせることができるようになった若者はあまり外に出なくなりました。昔は高校を卒業するとほとんどが親元を離れていったものです。また、若者の好みも多様化しており、好き嫌いがはっきりしており、見た目の判断が優先し、せっかくの出会いを活かせずに終わっているような気がします。
縁は異なもの味なものと申しますが、男と女の世界では見えざる神の手が働き納まる所に納まりますが、ビジネスの世界では偶然に頼ることは禁物です。お客様と出会うための仕掛けが必要です。出会いの形は様々ですが、受身と攻め手にわけてみますと、整備業は圧倒的に受身の出会いが多く積極性に欠けています。
お客様は期待を持っています、期待の中には良質の商品やサービスを求めているだけでなく、そのような商品とサービスを提供する信頼できる会社と出会うことも期待として求めています。しかし、知らない、知らされていない場合は出会いようもありません。お客様に知ってもらい良き出会いを演出するには、他社とは一味違う独創の商品サービス作りが求められます。