人生の客としての自己CSを

CS=Customer Satisfaction お客様の満足

オギャーと生まれて幾星霜、難行苦行の人生か、はたまた順風満帆の人生か。人間は喜び悲しみを重ねて死んでいく。死ぬのは怖い、貧乏はいやだ、つらいもの悲しいものもいやだ、楽しいことが多いようにと願うのが人の世の常です。でも、傍目にはつらい人生に見える人が笑顔で楽しいですよと答える。何不自由なく、やることなすこと成功する人が、まだまだ満ち足りないという。とかく世の中は難しいものですね、とこんな話を友人にしていると、

彼が言うには「死は怖いとずいぶん長い間思っていた。あの世は天国のようだという臨死体験者の話は聞いたが、自分自身が経験したわけではないので真実だかどうだかわからない。どんなに考えても死の向こうに何があるか分からない。わからないことは、考えても仕方がない。だから、死の先のことは、死んでからの楽しみにしようと考えたら気が楽になった。自分はこの世に来た客と思って、人生という旅をいかに楽しむかが大事なことじゃないかと悟ったよ。」と伊達政宗が言ったようなことを語ってくれました。

要するに人生の先の死を意識することは、マイナス思考の人生設計になるのじゃないか、むしろ今生きていることをプラス思考に考えた人生をおくるべきではないか。自分の人生の満足度を高めるような生き方であって、その満足の広がりの中に家族や友人の満足もあるのだと考えることこそ大切だと思います。このように考えるとあらゆる出来事を前向きにプラス思考で捉えることができるのではないでしょうか。

自分自身を人生の顧客として考えてまず自己満足を高めましょう。

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