隣の芝生は何色だ?
今、この時代に生きる
皆さんも持っていると思いますが、今回は『座右の銘』についてお話をしたいと思います。元々座右の銘とは、常に身に備え心の戒めとする言葉を指します。心に留めておき、日々その言葉を忘れないようにする、と言うと大げさかも知れませんが、必要なことであると思います。座右の銘でなくとも、好きな言葉なども、聞かれた時にパッと言えるとよいかもしれません。
一期一会
私の座右の銘は『一期一会』です。私がこの隣の芝生の寄稿をするようになり2年目が過ぎ、もうすぐ3年目になります。連載を始めるきっかけとなったのは編集部との出会いでした。今となっては当たり前に書いていることも、もしかしたら無かったかも知れません。私は仕事柄、色々な方々とお話をする機会があります。人と人との出会いを大切にすることをいつも考え、行動してきたのはこの座右の銘があったからこそだと思います。
このように、人は1人では生きていけませんし、人というのは何らかの繋がりが必ずあります。どんな人でも、親や兄弟、近隣の方々、商売をしている方でもお客さまなど、多くの人との出会いによって支えられています。これまでの人生で出会ってきた方々は本当に『縁』があって出会えたのです。今この時代に生きてそして出会うことが奇跡だと思いませんか? このことを考えると出会いを大切にしなくてはいけないと思うようになり、私にとって『一期一会』が大切な言葉になりました。
当たり前を感謝する
今現在、自分の周りにいる方々はある意味では当たり前の存在になっていると思います。そんな当たり前の人に対して接している姿はどんな姿でしょうか。お客さまに対する姿、家族に対する姿、部下や同僚に対する姿など様々でしょうが、今一度、この出会いに対する感謝の念を思い返して頂きたいと思います。私自身の改めての認識と感謝を込めて。
三好 高史
㈱ビジネス通信工業 取締役。
企業用の電話、FAX、OA機器の販売、リースまで幅広く扱う。日本全国の自動車業界とはOA機器の導入で幅広い繋がりを持つ。異業種の営業マンでありながら、「自動車業界が好き」というスタイルで様々な会合に参加し、情報交換を各地で行う。年齢44 歳。座右の銘「一期一会」