隣の芝生は何色だ?

本連載は異業種でありながら自動車業界が好きという理由だけで、全国団体の会合などに参加する稀有な存在の三好高史氏が、異業種を例に挙げながら自動車業界へ売上、集客、顧客満足度向上へのヒントを伝えていく連載になります。

仕事抜きでこの業界を良くしたい

初めまして、ビジネス通信工業の三好と申します。普段は様々な企業様、自動車業界のみならず様々な業界に対して固定費削減と集客に特化した経営コンサルタント的なお手伝いをしています。中でも、自動車業界の方々とお話をするのがとても好きで、なんて魅力のある業界なのだろうと日々思う所です。
さて、今回からページをいただきましたが、自動車業界以外の話を自動車業界がどう活かすのかを、みなさんに問いかけるような形で進めていこうと考えています。
例えばクリーニング屋です。クリーニング屋で一番低い単価はワイシャツのクリーニングで、100円程度です。一般的な自動車整備工場で一番低い単価の商品とは何になるのでしょうか? クリーニング屋はどのような努力をして集客をし、そして、この低い単価の商品をどうやって利益に結びつけているのでしょうか?

待ちの営業だけでは生き残れないのはどこでも一緒ですが、自動車業界というのは非常に恵まれていて、他の業界と比べると、圧倒的にお客さまに満足していただき、その対価として正当利益を得られる商売だと私は見ています。実際に儲かっている会社も沢山見てきましたので、その辺りの事例もお話出来ればと思います。

私自身、自動車とは全く関係の無い所で働いておりますが、対岸から見える景色というものも参考にしていただければと考えております。ぜひ社員みなさまで読んでいただいて、会社運営の参考にしてください。会社を良くするヒントをここから得られれば幸いです。

三好 高史

㈱ビジネス通信工業 取締役。
企業用の電話、FAX、OA機器の販売、リースまで幅広く扱う。日本全国の自動車業界とは
OA機器の導入で幅広い繋がりを持つ。異業種の営業マンでありながら、「自動車業界が好き」
というスタイルで様々な会合に参加し、情報交換を各地で行う。
年齢44 歳。座右の銘「一期一会」

広告