言われなくても仕事ができるメカニック
決まったことを体で覚えさせる
決められたことを決められた通りにきちんとやる。メカニックに必要なことはまずここからである。決められたことは言われなくともやりこなす。そのためには若干マニュアル人間の融通のきかなさはある程度認めなければならない。
定型業務は言われなくてもやれる。そうなるためには、基本に忠実に業務をこなす習慣を体で覚えこませることだ。基本の習得はできるまで繰り返し行わせることしかない。
仕事のさせ方には問題はないか
次に階段は、自主的に自分の判断で仕事ができるレベルにすることだ。基本がしっかり身についていれば、新しい仕事にも興味を持って取り組めるようになる。
ポイントさえ指示しておけば、後は言われなくとも案外自分でやるものだ。いつまでも細かな指示を出さなければ失敗しやしないかと、心配ばかりしていては、なかなか乳離れ出ができない。
言われなければできない人材は、仕事を任せきれないあなたが作っていないか反省してみる必要がある。
寛容な姿勢をもて
言われなくとも仕事ができるようにするには、任せるべきところは任せなければならない。
しかし任せたからといって、その結果の責任はあなたから無くなるわけではない。
任せた仕事が上手くいくように後ろからバックアップを忘れてはならない。時には思わぬ失敗も認めてやらなければならない。任されたのはいいが、その結果にいつも怒られたり、けなされてばかりでは萎縮してしまう。言われなくともやろうとする自身をつけさせるには、失敗をある程度認める寛容の姿勢も大切だ。
自発性を持たせる工夫をする
- 好きなこと
- 自分できめられること
- 任せられていること
- 自分の能力が上がること