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リサイクルの潮流

  • 2023年10月30日

第149回 ベトナムの乗用車解体市場の構造を捉える

山口大学国際総合科学部 教授 阿部新 1.はじめに 昨今、新興国・途上国では自動車の廃棄が顕在化するようになり、使用済自動車の発生が観察されるようになった。当然ではあるが、それは経済成長、モータリゼーションの進展により、自動車があふれ出したことが背景 […]

  • 2023年8月21日

第147回 高度経済成長期の中古車市場における動脈産業の関わりの構造

山口大学国際総合科学部 教授 阿部新 1.はじめに 生産者や新車販売業者といった動脈産業がしばしば自動車のリユース、リサイクル市場に関与する状況が観察される。それらは拡大生産者責任という考え方が生まれる以前から自発的に見られるものであり、決して最近の […]

  • 2023年8月2日
  • 2023年8月2日

第146回 2023年6月・7月上旬の備忘録

熊本大学大学院人文社会科学研究部(法学系)・環境安全センター長 外川 健一 この5月末から6月にかけては春の学会シーズン。多くの学会や研究会が、新型コロナウイルスの5類への移行に伴い、対面での実施を行うことが多くなっている。オンラインの会合は、国内外 […]

  • 2023年6月13日
  • 2023年6月13日

第145回 日本の中古車輸出市場の構造とその変化

山口大学国際総合科学部 教授 阿部新 1.はじめに 日本では財務省貿易統計において2001年4月に自動車の「中古」の品目が設けられ、それ以降貿易統計上の中古車輸出台数を集計できることになっている。日本の中古車輸出市場は主としてロシア、アラブ首長国連邦 […]

  • 2023年5月12日

第144回 リチウムイオン電池リサイクルの現況を知るための予備的考察 ICM AG のICBR 2022 備忘録 欧州の電動式自動二輪のバッテリーリサイクルを中心に

熊本大学大学院人文社会科学研究部(法学系)・環境安全センター長 外川 健一 はじめに なぜ私たちはEUの政策に注目するのか? 日本の自動車リサイクル政策は、通産省(当時)の使用済自動車リサイクルイニシアティブが公になった1997年から、ASR問題への […]

  • 2023年4月12日
  • 2023年4月13日

第143回 ドイツの使用済自動車市場と違法処理の構造

山口大学国際総合科学部 教授 阿部新 1.はじめに EU(欧州連合)では、使用済自動車に関する指令(Directive 2000/53/EC, 以下「ELV指令」)の見直しの議論がされている。その論点の1つは、行方不明の自動車の問題である。阿部(20 […]

  • 2023年3月23日
  • 2023年3月23日

第142回 家電リサイクルと小型家電リサイクルの現在 自動車リサイクルと比較しての雑感

熊本大学大学院人文社会科学研究部(法学系)・環境安全センター長 外川 健一 はじめに 昨今のマーケットの変化を考える 2月の解体用の自動車台数は少ないが、3月の数は年度末ということで、それなりに増えることを多くの自動車リサイクル関連業者は期待している […]

  • 2023年2月28日
  • 2023年2月28日

第141回 次世代自動車の保有と廃棄に関するデータ整理

山口大学国際総合科学部 教授 阿部新 1.はじめに 次世代自動車市場の動向が注目されている。それは電力・エネルギー市場も関連し、ロシアのウクライナ侵攻の影響もある。様々なビジネスチャンスから市場競争が活発化していることが窺えるが、その方向性はまだわか […]

  • 2023年1月12日

第140回 2022年の自動車リサイクルに関する備忘録

熊本大学大学院人文社会科学研究部(法学系)・環境安全センター長 外川 健一 1.はじめに 新型コロナウイルスは2019年末に中国武漢で発見されてから、瞬く間に世界中に混乱を招くパンデミックとなった。ところで2020年が実質パンデミック元年であり、今年 […]

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有償運送許可研修を毎月開催

せいび広報社では毎月、事故車故障車等の排除業務に係る有償運送許可の研修会を実施しています。会員限定ではなく、全国どの地域からも、法人・個人事業主でもどなたでもご参加いただけます。研修の受講者は、会社の代表者・経営者に限らず、従業員の方でしたらどなたでも、会社を代表して受講していただくことが可能です。

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