自動車整備工場のためのインターネット活用講座
普段みなさんが活用している販促ツールは何ですか?
整備工場が主体としている販促ツールというと、車検点検入庫のハガキや新聞折込チラシ、DM(ダイレクト・メール)などが活用されているかと思います。
では、これらの広告媒体と比べて、インターネットを使った販促手法とでは、どのような違いがあるのでしょうか?
ハガキやチラシなどの従来型の販促ツールとインターネットとの違いは、一言で言うと「情報量と即効性」です。チラシやハガキは掲載できる情報量に限界があり、リアルタイム性に欠けますが、インターネットでは原則として情報量は無限です。さらにリアルタイムにお客さまに即効性のある情報を提供することができるのが、インターネットという広告ツールです。
そのため、ホームページを活用している整備工場では、インターネットメディアを積極的に活用してPRすると同時に、ハガキやチラシなど従来型の広告媒体とインターネットとを合わせた「従来型媒体とインターネット媒体との相乗効果」を狙った広告手法を行っています。つまり、HPを活用したインターネット広告と同時に、チラシやDMなどの従来型の広告とインターネット広告とを合わせた「クロス・マーケティング(異なる媒体を組み合わせた広告手法)」を行っているということです。
若い世代にアプローチできる唯一のツール
現在、インターネット広告はラジオや雑誌、新聞広告を抜いて、テレビに次ぐ広告媒体に成長しています。40代以降の若い世代は「新聞離れ」が進んでおり、20代に至っては9%しか新聞を読んでいないと言われています(総務省調査「平成26年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」より)。
クルマや整備購買層である若年世代にアピールしていくためには、整備工場もホームページをメインとしたインターネット広告にチャレンジしていく必要があるわけです。
ホームページを単なる看板と考えてしまうと、広告戦略を見誤ります。ホームページは、インターネット空間における看板ではありません。
ホームページを単なる看板と捉えず「整備工場とお客さまとをつなくコミュニケーションツール」と考えて、新しい集客の仕組みを構築して行くべきです。
「広告媒体(チラシ・DM・ハガキ)→来店」と考えるのでなく、従来の広告媒体や看板などから「ホームページを見て頂き、共感していただいたお客さまにご来店頂く」という新しい流れを作ることです。ホームページを繰り返し見てもらうようにすることで、お客さまと整備工場の距離は縮まり、より多くのお客さまにあなたの整備工場のことを知ってもらえるようになるのです。
そう考えると、あなたの整備工場のホームページに足りないものは何か?が見えてくると思います。
もし整備工場が適切なホームページを作らずにいるとすれば、それは40代以前のインターネットで情報を得ているメイン購買層に適切にアプローチ出来ていないことになります。
関谷 秋彦
中古車店・整備工場専門のホームページ制作会社。代表取締役兼WEB ディレクター。元ディーラーフロントマン。中古車店・整備工場専門のホームページ制作会社を経営し、顧客は全国に数十社。中古車販売店や整備工場のホームページ制作を行う傍ら、顧客フォローや集客のアドバイスを行っている。
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