市場調査とマーケティングを行う矢野研究所は、車積載用タッチパネル及びその部材の世界市場の調査結果を発表した。
2016 年の車載用タッチパネル世界市場は前年比 115.9%の 3,898 万パネルと予測
車載用タッチパネル(以下、車載 TP)の世界市場は、主要用途であるカーナビケーションに加え、ディスプレ イオーディオやリアシートエンターテイメント等の車載ディスプレイの搭載率が上昇し、それらの表示デバイスを操作するためにTPが使用されるようになったことなどから拡大を続けており、車載TP世界市場規模(メーカー出 荷数量ベース)は、2014 年は前年比 127.3%の 2,835 万パネル、2015 年は同 118.6%の 3,364 万パネルと 2 桁 の成長率で推移し、2016 年は同 115.9%の 3,898 万パネルになると予測。
携帯電話がガラケーからスマホへ急速に移行していったように、車のダッシュボードまわりもボタン操作がなくなりタッチパネルでの操作が主流になると予想される。